COLUMNコラム
2023
July
21
イギリス

イギリスの国民的料理

サンダース・ペリー誕生の地、イギリスにまつわる「もの」「こと」を
現在イギリスで暮らすスタッフがご紹介します。

・意外と美味しい?Fish & Chipsとロンドンの魚市場

料理が美味しくないと言われるイギリス。イギリス料理で思い浮かぶものは?というと、まず出てくるのはFish & Chipsではないでしょうか?

今回は「そこまで悪くはない」「意外と美味しい?」と感じたイギリスの国民料理的Fish & Chipsとロンドンにある魚市場についてご紹介したいと思います。

Fish & Chipsの発祥は1860年頃のロンドンもしくはマンチェスターという2説があるようですが、一方でそれ以前から既に移民によって紹介されて広まっていたのではという説もあるとのこと。イギリス国内にはファストフード店を上回る1万店以上お店が存在するようです。店構えが綺麗なお店やパブ、繁華街から近所の通りなどにもあり値段も様々です。

基本的には白身魚(主にCod/Haddock:タラ)を揚げたものに太めのフライドポテト(これをChips:チップスと言います)を添えたもの。塩やビネガー、レモンやタルタルソースに付けて食べます。付け合わせにはグリンピースを潰したものやピクルスなどがあります。

10年以上前に食べた際は、揚げた魚がしっとりとしていて美味しくない、と思ったのですが、今回街の中のパブで食べたものは魚がサクッと揚がっており、タルタルソースも合わせてとても美味しかったです。また、一緒に飲んだ生のギネスビールとの相性は最高でした。(イギリスで飲むギネスビールは日本で飲むのと全然違います!)

日本人は魚の味には詳しいですし、お店の当たり外れがもちろんありますが、渡英された際に一度はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?意外と美味しい?と感じていただけるかもしれません。

 

・ロンドンの魚市場

次にロンドンの魚市場についてですが、ロンドンで流通している魚介類はほぼこちらから、という1400年ごろから存在する卸市場ビリングズゲート フィッシュ マーケットがあります。(日本の豊洲市場の規模からするととても小規模)ロブスターやカニ・エビ・サバ・アンコウなど、様々な旬の魚・冷凍保存された魚介類があり、一般の人でも購入することが可能です。近所のスーパーで売られている魚があまり美味しそうに見えず購入するのを躊躇し、魚がとても恋しくなっていたのですが、市場で見た新鮮な魚には大興奮でした。

購入した鯖はとても脂がのっていて美味しかったです。こちらで購入するためには朝早く行かなくてはなりませんが、早起きしてでも行きたくなる場所でした。

△ビリングズゲート フィッシュ マーケット

 

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