「良質な睡眠におすすめのアロマ」

最近ぐっすりと眠れていますか。
私たちは人生の1/3の時間を睡眠で過ごすと言われています。
寝ている間は身体や脳を休めるだけでなく、細胞の修復や、
新陳代謝の促進など、成長ホルモンの分泌を促す役割を果たすので、
美容と健康にとても重要です。

また、睡眠時間は個人差があり、
短眠者の代表で有名な「ナポレオン」は3時間、
長眠者では「アインシュタイン」の10時間以上が有名です。
一説には長時間眠る人は創造的、芸術的な仕事をする人に多く、
短時間睡眠者は政治家に多いとも言われています。

まさに人それぞれ、個人差が大きいものですが、
現代日本人の平均睡眠時間は7時間以下※1という結果で、
主要28カ国の中でみると最短という調査もでています。

さらに現代人は、5人に1人が睡眠に悩みを抱えている※2と
言われています。生活習慣が大きく変化していることもありますが、
ストレスや運動不足の影響が要因として考えられます。
現代人には眠りのケアが必要かもしれません。

最近は「眠りの質」に注目が集まっています。
寝たはずなのに、起床後になんだかスッキリしない、
元気が足りないと感じるのは、質の良い睡眠がとれていない
可能性があるので要注意。

そんな時は、自然の力を取り入れて、アロマでハーブの香りを
活用するのはいかがでしょう。
アロマを活用すると、オンオフの切り替えや、睡眠前のリラックスなど、
様々な場面で味方になってくれます。

＜良質な睡眠におすすめのアロマ＞

・ラベンダー
リラックスの定番といえば、ラベンダー。
ラベンダーの香りには自律神経を整える力があり、
心身の休息スイッチとなる副交感神経を優位にしてくれます。
赤ちゃんの夜泣きが減るともいわれるやさしく穏やかな香りです。

・スイートオレンジ
優しい香りで、気持ちを和らげてくれる効果があります。
寝る前に気分が落ち込みやすい方におすすめです。
ストレス緩和に期待でき、睡眠中の質をあげて翌朝すっきりと目覚めさせてくれます。

・ローズゼラニウム
ローズに似たフローラルな香りで、リラックスに効果的。
気持ちを前向きにしてくれる作用も期待できるため、
精神面で疲れを感じた日におすすめです。

反対に朝におすすめなのは、レモン、グレープフルーツなどの
フレッシュな柑橘系の他、ペパーミントやローズマリーシネオールです。
爽やかな香りで、気分までしゃきっとさせてくれます。

気持ち良く毎日を送るために、
生活にアロマを取り入れてはいかがでしょうか？

アロマオイルを、コットンやティッシュにしみこませて
枕元に置くだけで、心地よい香りに身体が緩んで、
気持ちよく眠りに入ることができます。
またアロマオイルをお風呂に数滴垂らして、
アロマバスを楽しむのもおすすめです。
強い香りは刺激になってしまうため、少量から使用してくださいね。