COLUMNコラム
2018
July
31
美容

紫外線について


太陽の日差しが強く、日焼けが気になる季節です。
毎年のように「今年こそはしっかり日焼け対策!」と思っていても
つい油断して秋になる頃には、肌のシミや乾燥が気になるなんて方も多いのでは。
また、紫外線を浴びると美容にどんな影響がでるのかあいまいな認識の方もいらっしゃると思います。
今からでも紫外線について知り、上手な日焼け対策をして、未来の美肌に備えましょう!

・紫外線の体への影響

紫外線が人に及ぼす影響はどのようなものがあるのでしょう。
昔から、植物や生物は太陽の光が無ければ生きてはこられませんでした。
日光は私たち人間だけではなく、植物の成長にも欠かせないものです。
私たちの身体は、たくさんの栄養を必要としています。紫外線のUV-B波に当たることで、
身体の中でビタミンDを作り出してくれます。ビタミンDは、骨を作るカルシウムの体内への
吸収を助ける役割をし、日常でも紫外線を受けていれば十分に必要なビタミンDを身体の中で
作ることができます。また、魚や卵などの食物からとりいれることができます。
しかし、病気がちな人やお年寄りなど外に出る機会が少ない人は、
紫外線があたって皮膚で作られるビタミンDがとても少ないです。
そのため日光浴を推奨されています。ただ、過度に日にあたると、日射病などのほかの病気を
引き起こすこともあるため気をつけなくてはいけません。
適度に紫外線を浴びることによって、健康な身体を保ちましょう。
 

・光老化

「光老化」という言葉を聞いたことがある方も多いのでは。
その名のとおり、日光を長時間、無防備に浴びると肌の老化が起こります。
年齢を重ねて生じる自然老化とは異なるもので、肌の色のくすみや
ハリの低下、シミ、しわ、たるみなどが現れ、深刻化すると皮膚がんが生じることもあります。
 

・紫外線の種類

紫外線には、紫外線A 波(UVA)と紫外線B波(UVB)があり、
波長の長さはUVA波のほうが長いです。波長が長いほど、皮膚の奥に入り込むという性質を持ちます。

UVA→シミ、シワ、たるみの原因

UVB→ 肌の表面が赤く焼ける、シミの原因

・光老化の防ぎかた 

  • 紫外線の強い時間帯の外出を避ける

  • 日陰を利用する

  • 日傘を使う、帽子をかぶる

  • 袖や襟のついた衣服でおおう

  • サングラスをかける

  • 日焼け止めを上手に使う

※「紫外線環境保健マニュアル2015(環境省作成)」参照

・しわ、たるみの発生のしくみ

真皮ではコラーゲンとエラスチンが張り巡らされることで、肌はピンとハリを保ち、
弾力を維持できます。しかし、紫外線波(UVA)や近紫外線を浴び続けると、
コラーゲンやエラスチンが変成して本来の機能を失い、また皮下組織の支えも弱くなり、
しみ、たるみが発生します。

・シミ発生のしくみ

表皮では、紫外線B波(UVB)の影響で、色素細胞(メラノサイト)が紫外線を吸収する
黒っぽい色素であるメラニンをつくることで、周囲の表皮細胞に受けわたして肌を守ろうとします。
ところが、過剰に日焼けするとメラニンが大量につくられ、表皮細胞に溜まってしまい、
シミの原因となります。

・日焼けどめの上手な使い方

肌の光老化を防ぐためには、日焼け止めを日常的に使うことが大切です。
選ぶときのポイントを紹介するので、ぜひ普段に取り入れて白い肌をキープしてください。

<日焼けどめを選ぶときのポイント>

  • UVA、UVBに有効なものを選ぶ

SPF‥UVBを防ぐ効果を示す。最大でSPF50+の製品があります。
PA‥UVAを防ぐ効果を示す。最大でPA++++の製品があります。

  • 少し厚塗りになるように塗る

  • 汗で流れたら塗りなおしをする

  • メイクは日焼けどめだけでなく、仕上げにUV効果のあるパウダーやファンデーションを重ねるとさらに効果的

いつも以上に日焼けどめを丁寧に塗るように心がけて
この夏は白い肌を守りましょう。

 

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