COLUMNコラム
2023
December
13
イギリス

イギリスのクリスマスシーズン

サンダース・ペリー誕生の地、イギリスにまつわる「もの」「こと」を
現在イギリスで暮らすスタッフがご紹介します。

・ロンドンの街の雰囲気やクリスマスの伝統的なお菓子

この記事が発行されるのはちょうどクリスマス、ということで今回はイギリスのクリスマスシーズンについてお伝えしたいと思います。
イギリスでは短い夏が終わり9月になると、街の中はクリスマス商戦が始まります。
ハロッズやリバティなどのデパートではオーナメントやアドベントカレンダーなどが販売されるクリスマスショップがフロアに登場し、スーパーでも同様にクリスマスグッズが出てきます。渡英したばかりの頃は「もうクリスマス?!」と驚いたのですが、暗く長い冬がやってくることを考えると、クリスマスは冬の大きな楽しみの1つなのかもしれません。

△Libertyクリスマスショップ

街中ではクリスマスマーケットが各地で開催され、アイススケートのリンクも出現します。また、数ある園芸店やフラワーマーケットでは生の大きなクリスマスツリーを驚くほど沢山見ることができます。日照時間も短く寒い日々が続きますが、街中全体でクリスマスはもちろん、その日々を楽しもうとしているような雰囲気が感じられることと思います。

  

△クリスマスシーズンの園芸店

そして、クリスマスの時期に欠かせないものとしてイギリスの伝統的なお菓子、ミンスパイがあります。ミンスパイのミンスとは細かく刻んだ挽肉で、昔は挽肉を入れたものだったようですが、現在ではリンゴやなどのドライフルーツ・柑橘系の皮の砂糖漬け・ナッツ・シナモンやナツメグなどのスパイスをクッキー生地に包んで焼いた小さなタルトのお菓子です。(表面には星や十字の形が模られたものも多くみられます)12月25日のクリスマスの夜から1月6日までの12日間に1個ずつ、12個のミンスパイを食べると幸福が訪れると言われています。12月に入る前からスーパーの棚には箱に入ったミンスパイが販売され、カフェのスイーツメニューにも登場してきます。日本にいたころにはミンスパイを食べたこともなく、その存在も知りませんでしたが、今年はスーパーで販売されているものや、いくつかのカフェのミンスパイの食べ比べをしてクリスマスシーズンを楽しみたいと思います。

 

 

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